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    2017年05月22日 更新

    昇進を狙うか、転職か。「年収アップ」のために検討すべき要素を解説

     転職活動に踏み切る大きな要因の一つとして、年収や給与に対する不満が挙げられる。今現在の職場で年収アップを目指すか、別の会社への転職活動を行うかで揺れる人は多いのではないだろうか。そこで、本記事では年収を上げるために検討すべき要素、年収アップを狙った転職活動を行う際に気をつけるべきことについて紹介する。

    目次

    • 知っておきたい「年収」に関する基礎知識
    • 年収を上げるために検討すべき要素【ケース別】
    • 年収アップを狙った転職活動で注意すべきポイント
    • 年収アップに特化した転職サイト・エージェント

    知っておきたい「年収」に関する基礎知識

    国内の平均年収は男女計で304万円、男女間格差が年々減少傾向に

     厚生労働省が毎年発表している賃金構造基本統計調査によると、平成28年度の国内の平均年収は男女計で304万円、男性が335万円、女性が245万円となっている。とくに女性の賃金水準は過去最高となっており、男性と女性の賃金格差は年々減少傾向にある。
    (参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」)

    年収を上げるために検討すべき3つの方法【ケース別】

    ケース①:今現在の職場で年収アップを狙う場合

    「昇給・昇進」
     企業はそれぞれの役職におけるベース年収を設定している場合が多く、昇進は最も年収アップに直結する要素だといえる。上司が日々の業務実績を評価し、人事部に承認を受ける形で昇給・昇進が決まるのが一般的だ。しかし、昇給・昇進の決定要因は企業の規模や文化によってさまざまであるため、自社の評価制度を確認するといいだろう。

    「追加報酬(インセンティブ)」による年収アップ
     業績に応じて追加報酬(インセンティブ)制度を設けている企業もある。一般的に個人の業績が数値化しやすい営業職などに設定されている場合が多く、努力の結果次第で年収アップが見込める点が魅力的だ。

     ただし、インセンティブ制度が設けられている企業はノルマが厳しい場合も多いため、一般的な企業よりも高額な給与を貰うチャンスがある一方、結果を出せなかった場合にはリターンが少なくなるリスクもあることを理解しておこう。

    ケース②:副業をする場合

     副業は会社による規定で制限されている場合も多いが、近年副業を認める企業が増えてきているため、年収アップを考える上で検討すべき要素の1つだといえるだろう。会社に認可されている場合には、隙間時間に副業をすることにより年収アップを図ることができる。

     業種を選ぶ際には、本業と関連したものを選ぶことをおすすめしたい。副業で得られたスキルを本業で活かしていく、そして本業で得られた知識が副業の効率化につながるといった、「本業との相乗効果」を生み出すことができるためだ。副業のメリット・デメリットに関しては以下の記事をぜひ参考にしてほしい。

    ケース③:転職活動をして給与を向上させる場合

     社内での年収アップが見込めず、かつ副業が禁止されている場合には、最終的に転職活動を行うことで収入アップを狙うのも1つの手段だ。ただし、安易に転職活動を行ってしまうことは後々後悔することになりかねないので、しっかりと前述の要素を検討した上で判断したい。

     以下では、年収安比を狙う目的で転職活動を際の注意点を紹介していく。陥りやすいミスを回避することで、転職活動の成功につなげよう。

    年収アップを狙った転職活動で注意すべきポイント

    ポイント①:求人情報を鵜呑みにしない

     求人広告には「最大○○万」と高額な年収をウリにしているものもあるが、この数字を安易に鵜呑みにしてしまうことは控えたい。ほとんどの企業で、記載されている最大値の金額を年収として貰える可能性は低い。なぜなら、求人広告に記載されている金額は最大限の残業代や各種手当がついた状態の場合が多いためだ。

     チェックすべきポイントは、基本給、賞与の額と住宅補助など福利厚生面だ。年収が記載されている場合には、基本給やおおよその残業代、福利厚生面での補助が含まれているため比較的信用できるが、それでも内訳は詳細に知っておきたい。単純に労働時間が長いために、金額が高いといった場合もあるので注意が必要だ。

    ポイント②:会社の文化や社内の雰囲気が自分に合うものか確認する

     年収アップを目指す際、信頼のできる求人を見つけたら必ずその会社の文化や社内の雰囲気もチェックしておきたい。会社の雰囲気が自分に合わなかった……と早期で離職し、再び転職活動を繰り返す事態を避けるためだ。直接会社を訪れる機会を設けるのがベストだが、難しい場合は企業の雰囲気や従業員の評価が掲載されている求人広告やサイトを参考にしてみるといいだろう。

     エン・ジャパン株式会社が運営する「カイシャの評判」は実際の社員のクチコミが記載されており、良し悪しの両方を把握することができる点でおすすめしたいサイトだ。国内最大級の社員クチコミサイトである「VORKERS」も利用価値は高い。

    ポイント③:業務内容にも注意を。未経験職種への応募にはとくに気をつけたい

     自身の行える業務に専門性があり、かつ価値が高いものであれば同業への転職活動で年収アップを達成するのは比較的容易だといえるだろう。しかし、他業界や未経験職種へ応募をする場合は、自分の年齢も考慮に入れるべきだ。20代の若手であれば、熱意やポテンシャルを評価し採用する会社も多いが、ある程度の年齢を迎えている場合には未経験職種の採用は厳しいものになるだろう。収入面だけを考慮に入れるのではなく、未経験職種に就いた場合のリスクも認識しておく必要がある。

     ここまでは年収アップを狙う転職活動で注意点について解説してきた。以下では、上記を踏まえた上でおすすめしたい転職サイト・エージェントを紹介していく。

    年収アップに特化した転職サイト・エージェント

    type転職エージェント

    出典:shoukai.type.jp
     年収アップに強みを持つ転職エージェント。地域は関東県内の求人に絞られてはいるが、さまざまな職種で高年収が狙える求人を紹介してもらえる。初めての転職活動を行う場合には、エージェントサービスを利用することで不安の解消や求人検索の手間を省くことにつながるため、利用を検討するのもいい。

    JACリクルートメント

    出典:www.jac-recruitment.jp
     外資系企業や大企業に強みを持つ転職エージェント。専任の担当者が求職者と企業の双方を担当しているため、より自分のスキルや人柄を活かすことのできる企業を紹介できる点が強み。幹部や管理職の求人もあり、キャリアアップを狙うには必須のエージェントといえる。

    DODA

    出典:doda.jp
     インテリジェンスが運営する転職サイト及びエージェント。公開求人も多く、希望にあった求人が複数見つけられる点が魅力だ。とくにエージェントサービスの満足度が高く、転職希望者に寄り添った提案をしてもらえるため、第二新卒や初めて転職をする人に対しておすすめしたい。

    最後に

     年収アップを図るために転職活動に踏み切る人は多いが、「現在の職場で昇給が狙えるか」「副業は可能か」といった現職での可能性をよく考えた上で判断することが必要だ。転職活動を行うと決めた場合には、注意点の把握と情報収集を欠かさず行うことで、転職成功の可能性を高めることができるだろう。