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3分でわかる転職業界研究 「ウェアラブル端末」編 アイキャッチ画像

    2017年05月02日 更新

    3分でわかる転職業界研究 「ウェアラブル端末」編

     転職活動を成功させるためには、志望している業界・職種に関する知識を深めることが重要である。また、面接に臨む上で関連業種の最新動向や話題のニュースを知っておくことは必須だといえるだろう。 今回は、近年相次いで発売されている「ウェアラブル端末」について紹介する。

    目次

    • 「ウェアラブル端末」の基礎情報
    • 「ウェアラブル端末業界」の最新動向
    • 「ウェアラブル端末業界」の注目ワードをチェック

    「ウェアラブル端末」の基礎情報

     ウェアラブル端末とは、身につけて持ち歩くことができる情報端末の総称であり、米Appleが発売した「Apple Watch」などの時計型やリストバンド型など、さまざまな種類がある。情報端末を直接身につけることで情報の計測・分析がリアルタイム化し、従来のパソコンやスマートフォンでは得ることができなかった情報を利用者に提供することが可能となった。

     ウェアラブル端末が普及した背景には、コンピューターの小型軽量化技術やモバイルネット環境の充実などがあり、今後の市場規模の拡大が見込まれる。

    「ウェアラブル端末業界」の最新動向

     ウェアラブル端末業界は、大手各社だけでなくベンチャー参入も活発なため、市場は混戦状態だといえるだろう。IDCによるウェアエアブル端末の市場調査によると、2016年第3四半期、ウェアラブルデバイスの出荷台数は3.1%増加し、2300万台だった。

      ウェアラブル端末の代表ともいえるApple Watchは、2016年第3四半期に110万台を出荷しているが、前年同期比71.6%減の急ブレーキとなった。こうした状況の中、Apple Watch Series 2の日本向けモデルに決済機能が追加された。Apple Payを設定することでSuicaを利用できるようになったのだ。こうした機能面の拡充に続き、価格やバッテリーの持続時間、睡眠計測への対応などが期待されている。

    ウェアラブル端末業界の今後をチェック

    • 米Appleが「Apple Watch」を2015年に発売し、ウェアラブル端末の注目度が急速に高まった
    • 市場導入で先行するSONYは腕時計型やリストバンド型に加え、オーディオ型などで消費者ニーズの掘り起こしに力を注ぐ
    • 韓国サムスン電子・LG電子や中国のスマホメーカーXiaomi(シャオミー)、通信メーカーの華為技術もスマホ連携やファッション性を打ち出した製品を投入
    • 業界規模:200万台(2016年度予想、MM綜研調べ)

    「ウェアラブル端末業界」の注目ワードをチェック

    キーワード①:ライフログ

     ライフログとは、人間の生活を長期間にわたりデジタルデータとして記録することであり、近年ライフログ関連のウェアラブル端末は増加傾向にある。身に付けられるウェアラブル端末は各種センサーを搭載しており、消費カロリーや脈拍、走行速度、距離など多様な生活データを収集・蓄積することができる。また個人の行動記録以外にも、収集データを医療分野で活用する動きが注目を集めている。

    キーワード②:ビッグデータ

     ビッグデータとは、さまざまな種類・形式が含まれる非構造化データ・非定型的データのことだ。ウェブサイトの閲覧履歴やSNS、機械センサーの稼働情報など、生活のさまざまな場から集めるデータが対象となる。膨大で多様、かつ絶え間なく増え続ける「ビッグデータ」を記録・保管し解析することで、新たな価値を生み出していくのだ。

    キーワード③:活動量計

     活動量計とは、日常の消費カロリー等を計測・記録することができる健康管理機器である。運動以外のデスクワークや家事、睡眠など、日常生活における全活動の消費カロリーを測ることが可能だ。運動する時以外の活動も測るため、リストバンド型のウェアラブル端末が多い。計測したデータをスマホのアプリと連携して管理するのがトレンドとなっており、近年ブームの兆しを見せている。

    最後に

     「ウェアラブル端末」は、市場に出てから一般的になるまで少々時間がかかりそうだ。だが、多くの注目を集めるなど話題性の高いコンテンツである。今後は「測定機能」だけでなく、さまざまな新機能に期待していきたい。