U-NOTEキャリア [ユーノートキャリア]
ここで働きたいをつくる
【転職成功ガイド】  転職活動の流れ アイキャッチ画像

    2018年08月02日 更新

    【転職成功ガイド】 転職活動の流れ

     いざ「転職しよう」と思っていても、どのタイミングで転職活動を行えば良いのか、何から手を付ければいいのかと疑問を持つ人も多いはず。ここでは、転職の際に集めるべき情報、応募書類の作成の仕方、退職の準備などを、転職活動の流れに添って解説する。

                                                                                                 

    転職活動の進め方

    • ステップ1: 転職活動のスケジュールを把握する
    • ステップ2: 転職に向けて「キャリアの棚卸し・自己分析」をする
    • ステップ3: 転職に必要な情報収集(業界・企業研究)をする
    • ステップ4: 転職に必要な応募書類を作成する
    • ステップ5: 面接対策をする
    • ステップ6: 退職・入社準備をする

    ステップ1: 転職活動のスケジュールを把握する

    求人数が増加するのは1~3月、次いで7~9月。この時期までに事前の準備を

     「転職したい!」という思いは大事だが、何事も事前の準備が大切である。とくに求人情報が出やすい時期を把握しておくことは、理想通りの転職活動を行う上で重要だ。

     一般的に企業の求人数が増加するのは、1〜3月の期間だ。新年度に合わせて抜ける人員を補充するために、企業側がこぞって求人を出すタイミングがこの期間である。次いで7〜9月に求人数が増加するが、こちらも下半期に向けての人員を確保する目的がある。

     上記の2つの時期には求人数が増加するため、チャンスが増えるだけでなく、普段はなかなか出回ることのない人気の求人に募集することもできる。上記の期間にベストな状態で転職活動を行うためにも、それ以前からしっかりと転職活動の準備をしておこう。

    入社時期の3ヶ月~半年前は準備期間にしておこう

     4月入社、10月入社の2つの時期が一般的な入社のタイミングだが、それ以前の3〜6ヶ月間はしっかりと準備する期間としたい。具体的には、自己分析や企業研究、職務経歴書や履歴書の作成にあてる時間にしてほしい。この期間にしっかりと準備を行うことで、志望企業に転職できる可能性はグンと上がる。

     以下で転職活動に必要とされる各要素の進め方を紹介していく。理想的な転職活動を行うためにも、手を抜かずに取り組むことを心がけたい。

    ステップ2: 転職に向けて「キャリアの棚卸し・自己分析」をする

    自己分析でこれまでの経験を洗い出し、転職活動の軸を設定する

     転職活動を成功させる鍵は、今まで辿ってきたキャリアや経験を振り返り、「なぜ転職するのか」という基本的な意思を自分の中でしっかりと固めることである。この作業を省いてしまうと、「転職によって何を実現したいのか」という軸が不明確なまま転職を進めてしまいミスマッチを起こしかねない。丁寧な自己分析を心がけ、転職先を選ぶ基準や企業にアピールするべき要素をしっかりと洗い出そう。

     これまでの経験を深堀りする際には、まず「取り組んできたことの課題」や「それを解決するためにとった改善策」を洗い出し、その時の自身の思いも振り返ろう。自分の思いを振り返ることによって、組織において強みや弱みとなる人間性が見えてくる。上記を整理したら、取り組んできたことの結果について書き出そう。結果は具体的数値(売上○○%上昇、契約件数○○件獲得など)で表せるとなお良いが、結果が見えにくい事務職などの場合には、組織運営やコミュニケーションの円滑化などでも問題ないだろう。

     企業選びの軸やこれからのキャリアプランで悩んだ際には、「仕事に何を求めているのか」「どんなことをしたときに喜びや達成感を感じたか」をこれまでの経験から洗い出してみると良い。将来的に成し遂げたいこと、年収のアップ、これまでとは違う経験を積みたいなど、転職に求める要素をピックアップしたら優先順位をつけて客観的な分析を行いたい。

    自己分析は求人が増加する時期までに、ある程度深堀りをしておくこと

     4月入社を考える場合、求人数が増加する1〜3月以前にキャリアの棚卸し・自己分析をある程度深めておくことをおすすめする。自身のキャリアプランや転職活動の軸・前職での経験がまとまっていると、膨大な求人数の中から「自分に必要な求人」を選び出すことができるためだ。一方で、自己分析が固まっていないと、地に足のついていない状態で魅力的な求人に目移りし、時間を無駄にしてしまうことも考えられる。そうならないためにも、自己分析はできるだけ早い段階から取り組みはじめよう。

     自己分析がある程度固まってきたら、次のステップである業界・企業研究に進もう。

    ステップ3: 転職に必要な情報収集(業界・企業研究)をする

    求人情報や企業ホームページから企業研究を進める

      求人情報を探し出す方法は複数存在し、入手できる情報や利用価値はそれぞれ異なる。そのため、目的や都合に合わせて最適な方法を選ぶのが好ましいだろう。求人サイトは、職種や勤務地などの条件を設定して検索することができるため、情報を素早く入手することができる。自己分析で培った転職活動や企業選びの軸に沿う企業を求人サイトで見つけよう。

     会社ホームページからは、企業の概要や競合他社との差別化のポイントが理解できる。社員のインタビューが掲載されているホームページも多く、社員の具体的な業務内容や将来的なキャリアプランを把握し、自分の転職活動の軸や将来的なキャリアプランがその企業で叶えられるかを判断しよう。

    業界の動向は必ず頭に入れておくこと

     自分の将来的なキャリアプランを実現するためにも、志望する業界の動向についてもあらかじめ理解しておく必要がある。「現状その業界はどのような状態なのか(市場規模)」「将来的にはどうなることが予測されるか」「自分の志望企業の業界内での立ち位置」についてはとくに深く理解しておこう。転職先の会社で成し遂げたいことや、他社と比較してなぜその会社を志望したかといった質問は面接で頻出であるため、しっかりと業界研究を行い明確化することを心がけたい。

     業界研究には新聞やニュース、会社四季報などの情報誌が役に立つ。普段から新聞やニュースに目を通すことを習慣付け、転職情報誌などでさらに理解を深めると良いだろう。

    実際に求人に応募する

     自己分析、業界・企業研究を終えたら、希望の求人を探し、実際に応募していこう。企業研究の際に利用した求人サイトや転職サイトをそのまま利用するのも良い。転職サイトは各々強みがあるため、自分に合ったものを選ぼう。

     個人で転職活動を進めることに不安がある場合は、転職エージェントを利用することをおすすめする。転職エージェントはキャリアコンサルタントが担当につくため、転職市場に詳しいプロから精度の高い情報を得ることができる。また、非公開求人の情報共有や自己分析のサポートを行ってくれるため、自分一人での転職活動に不安がある人に向いていると言える。転職エージェントから直接求人に応募することもでき、面接後のフィードバックも貰えるのでより効率的に転職活動を行うことができるだろう。

    ステップ4: 転職に必要な応募書類を作成する

    応募書類は主に「履歴書」と「職務経歴書」の2つ

     求人応募をする際、提出する書類は主に「履歴書」と「職務経歴書」の2つである。中でも職務経歴書はこれまでのキャリアを整理し、人事担当者に自分のアピールポイントを伝える役割を持つため、とくに注力したい書類だ。いくら優れたスキルを持っていたとしても、自分の魅力を充分に伝えることができなければ書類選考を通過することはできない。漠然と書き進めるのではなく、明確な目的意識を持った上で書類の質を高めていくことを心がけよう。

     職務経歴書の書き方は、編年体形式とキャリア形式の2つが一般的な形式となっている。それぞれ執筆内容の順序や文書のまとめ方が異なるため、自分にはどちらの書き方が向いているのか検討しよう。

     職務要約や自己PRは自分の魅力を伝える上で最も重要なポイントである。書類に記載できる量は限られているため、応募先の企業に合わせてアピールできるポイントを整理しておくといいだろう。

    応募書類は読みやすい見た目や書き方を意識すること

     人事担当者が目を通すことを意識して、読みやすい書類を作成することに注力したい。誤字や脱字に注意するのはもちろんのこと、改行や箇条書きを適度に盛り込むことで違和感のない文章作成を心がけよう。職務経歴書は文章量が多すぎても要点が伝わりにくくなるため、A4用紙2〜3枚にまとめるのが基本だ。
     
     作成を進める際に重要なのは「面接で話す」ということを前提に記載することだ。自己PRなどの項目は結論を先に書き、具体的内容や補足を加えるといった順序を徹底したい。

    ステップ5: 面接対策

    面接の流れを把握する

      面接は「自己紹介」「スキル・キャリアについての確認」「転職理由・志望動機」「質問」といった流れで進むのが一般的だ。人事担当者に効果的なアピールをするためには、この流れを把握した上で事前準備をしっかりと行う必要がある。

     面接は基本的に応募書類の内容を元に進行するため、志望企業ごとに「どのような内容を書いたのか」を忘れずにチェックしておこう。提出書類を余分に印刷しておき、面接直前に必ず内容を確認し、面接の受け答えが一貫した内容になるよう心がけよう。

    面接時のマナーは必ず押さえておくこと

     転職活動における面接の際には、マナーに関しても人事担当者が目を光らせていることを念頭に置いておこう。新卒での就職活動時には多少のミスならば寛容に見られることも多いが、転職活動時には基本的なマナーは当然押さえているものだとして面接官も厳しく評価してくる。「入室時のマナーの不徹底」や「ながら挨拶」といった失礼にあたる行為は、その時点で面接突破の可能性を潰してしまうことになりかねない。そのため、必ず失礼のないようにマナーを徹底することを意識したい。

     面接の流れや注意すべきマナーについては以下の記事を参考にしてほしい。

    ステップ6: 退職・入社準備をする

    退職の意思は直属の上司に伝えるのがベター

     志望企業から内定が出た場合、次に行なうのは退職準備である。退職の意思表示をする際には、まず初めに直属の上司に報告しよう。組織体系を無視し、先に同僚や人事部に相談することは失礼にあたり、話がこじれてしまう恐れがあるため避けるのが無難である。

     退職の意思を上司に伝える際は「今後のことでお話がありまして、本日○○時からお時間を頂けないでしょうか」と1対1で話すアポイントを取り、「お世話になりましたが、○月末をもって退職致します」と、これまでの感謝を伝えた上で報告を切り出すこと。曖昧な相談で終わらないよう、丁寧で落ち着いた言葉遣いで報告することを意識したい。

    必ず就業規則を確認し、退職報告の期日を確認すること

     退職の意思表示は法律で「2週間前」と定められているが、会社独自の就業規則によって期日が定められているケースもあるため注意が必要だ。引き継ぎなどを考慮し、最低でも1ヶ月前には伝えるよう心がけるべきである。後任が決まらない場合には、上司にいったん引き継ぎ先になってもらうように相談しよう。

     また、後任の担当者がスムーズに業務に入ることができるよう、業務の流れや作業の要点などをまとめた「引き継ぎノート」を作成しておくと、会社への負担や引き継ぎミスといったトラブルを防ぐことができるためおすすめだ。作業時間・手順・関係者の一覧やミスが起こりがちなポイントなどを整理しておくことで、よりスムーズな引き継ぎが可能となるだろう。円満退職を迎えるためにもぜひ取り組んでほしい。

    ここを押さえよう!引き継ぎ資料に盛り込む内容

    • 業務の目的と会社内の位置づけ
    • 業務の流れと各段階の作業手順
    • 顧客企業・業者の情報(取引きの詳細、特徴について)
    • 顧客企業・業者の連絡先(電話番号、アドレス、名刺の管理)
    • 業務でミスが起こりやすいポイント・注意点
    • 社内資料の保管場所

    入社準備は余裕をもって、提出書類や備品を用意しておく

     退職手続きを終えたら、転職先企業への入社準備を行っていこう。雇用保険者証・源泉徴収票・年金手帳など、指定された書類は初出勤日に提出できるよう、日程に余裕をもって準備しておくこと。

     採用担当者と連絡を取り、就業規則やあらかじめ必要な予備知識の確認をしておくことも重要だ。入社後スムーズに業務に取りかかれるよう、必要な情報は頭に入れておこう。

    最後に

     転職活動のスケジュールを事前に把握しておくことで、事前準備や内定後の手続きなどの混乱を防ぐことができる。スケジュールの確認・管理を徹底し、理想的な転職活動を進めてほしい。