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【転職成功ガイド】 一般的な面接の流れ アイキャッチ画像

    2017年04月28日 更新

    【転職成功ガイド】 一般的な面接の流れ

     転職活動において、採用の可否を左右する「面接」は最も重要な局面だと言えるだろう。ここでは、面接の意義を理解するとともに、それぞれの場面で意識すべきこと、面接前に準備しておくべきことについて解説する。

    目次

    • 面接の意義
    • 面接前に準備しておくべきこと
    • 面接前の受付〜入室までの流れ
    • 面接中の主な流れ
    • 面接終了〜退室までの流れ
    • 面接は事実を伝える

    面接の意義    

     採用面接とは、応募先の企業に対し、「自分はマッチする人材である」ということをプレゼンテーションする場である。ここで注意したいのは、いかに素晴らしい経歴を持っていたとしても「企業のニーズに合わなければ採用されることはない」ということだ。そのため、面接は「客観的な自己分析」を行なった上で「何をどのようにアピールするべきか」をしっかりと整理してから臨む必要がある。

     また、面接でその成果を発揮するには「予習」が重要である。当日に緊張してしまわないよう、模擬面接やイメージトレーニングなどであらかじめ面接の流れをイメージしておくと良いだろう。 

    面接前に準備しておくべきこと 

    まずは想定される問答を準備しておく    

     転職活動の面接試験では、企業によって意図は異なるものの質問される内容自体は似たり寄ったりである。そのため、まずは想定される問答を準備しておくのがよい。あらゆる質問に対する回答や逆質問の内容、マナーのおさらいなど、万全の準備を行うことで面接時の緊張感を少しでも和らげることができるだろう。 

    回答の内容は丸暗記しない  

     想定される問答を準備するとはいっても、その回答を一字一句丸暗記して臨んではいけない。質問の内容自体が意図していないものであったり、追加の質問があった際に対応しづらくなるからだ。また、覚えた回答をきちんと話さなければならないというプレッシャーがかかり、余計な緊張感を生み出すだけでなく、不自然な言葉で面接官に伝わりにくくなってしまう。

     回答の内容は箇条書きで要点だけを押さえ、本番では質問の意図に合わせて柔軟に受け答えするのが最も望ましい。

    面接前の受付〜入室までの流れ 

    受付時  

     まず、面接会場には指定された時間の10分前に到着できるように余裕を持っておこう。到着したら、スマートフォンや携帯電話の電源を切り、コートを着用している場合は脱いでおく。ここで身だしなみも最終確認をしておこう。

     約束時間の5分前を目安に、「本日、○○時からの採用面接でお伺いしました△△と申します。人事部(採用担当)の□□様はいらっしゃいますか?」など受付の人に挨拶し、担当者に取り次いでもらう。この際、受付対応をしてくれた方へのお礼を忘れないよう心がけたい。

    入室時  

     面接室に入室するときには、まずノックをゆっくりと3回行う。2回のノックはトイレの空室確認に使う「トイレノック」と呼ばれるものなのでマナー違反になる。 

     「どうぞ」などの返事が聞こえたら、「失礼します」と一声添えてドアを開け入室する。ドアを閉める際は大きな音を立てないようにしたい。この時、後ろ手で閉めるとマナー違反になってしまうので注意が必要だ。ドアを閉め終わったら面接官の方を向いて一礼し、椅子の脇に歩み寄って挨拶をする。挨拶は「(自分の氏名)です。本日はよろしくお願いします。」といったものが無難だろう。

     着席は面接官に促されてから行う。荷物は足元の横に置き、カバンが自立しない場合は椅子の脚に立てかけておく。冬場の場合、コートは畳んで足元の荷物の上に置いておこう。ここまで完了したら、いよいよ面接が始まる。 

    面接時の受付〜入室までのポイント

    • 余裕を持って10分前には会場に到着。約束の時間の5分前に受付を済ませる
    • 面接室に入室する時はノックを3回行ない、返事が聞こえてから「失礼します」の一言を添えて入室する
    • ドアは静かに開け閉めをする
    • 着席を促されたら、荷物は足元の横に置く。コートは畳んで荷物の上に置く

    面接中の主な流れ  

     面接の大まかな流れは「導入(アイスブレイク)→自己紹介→キャリアの確認→転職の理由や志望動機→将来のキャリアプランや人柄についての質問→質疑応答」といった形で行われることが多い。 

    導入(アイスブレイク)  

     まず始めに、緊張をほぐすための軽い雑談が行われることが多い。雑談の内容は、その日の天候や面接会場までのルートや所要時間に関する話題が挙がるだろう。単なる軽い雑談のように見えるが、ここではコミュニケーション能力が問われていることが多いので、「はい」や「いいえ」など、会話が続かなくなる回答は避けるべきだ。また、雑談だからといって馴れ馴れしい会話も禁物である。

     例えば、「ここまで迷わず来れましたか」という質問に対して、「はい」とだけ答えるのではなく、「事前に地図とホームページを参考にしたので、スムーズに来れました」などと答えるのが望ましい。 

    自己紹介・キャリアの確認  

     これまでのキャリアで経験した仕事内容や、得たスキルなどについて簡潔に伝える。場合によっては「何分以内で答えてください」といった指定を受けることもあるため、慌てずに伝えることができるよう話す内容を整理しておくといいだろう。また、転職回数が多かったり経歴が複雑な場合は、志望企業が興味を持ちそうな内容を選定しておく必要がある。

     自分の経歴を伝える際に重要なのは「客観的かつわかりやすく伝えること」だ。自分の過去について話すときは主観的な内容になってしまいがちだが、大切なのはあくまで「相手に事実を伝えること」である。この意識が欠けていると誤った認識のまま面接が進み、ミスマッチとなってしまう。履歴書・職務経歴書の内容との一貫性を意識し、事実を客観的に伝えるよう心がけるべきだ。

     また、自己紹介のかわりに生年月日や現職など、本人に関する情報を確認することもある。その場合は簡潔に事実を返答しよう。 

    転職理由・志望動機    

     「なぜ転職するのか」は、転職面接で必ず聞かれる質問である。当然、転職理由は人によって異なるが、いずれにしてもネガティブな情報を伝えることは避けたい。「不平・不満」が転職の理由だったとしても、それを前向きな動機へと転換して伝えることを心がけるべきだろう。

     志望理由を聞かれた際は、どこの会社でもあてはまるようなマニュアルのような回答は当然避けるべきだ。会社研究で得た情報や、入社後にやりたいことなどを基盤とし、「入社することで自分に生まれるメリット」だけではなく、「採用することで会社に生まれるメリット」を具体的に伝えるといいだろう。志望理由では、入社に対する意欲だけでなく事前の情報収集の成果が問われることも忘れてはならない。 

     またここでは、面接の中で「転職の理由」と「志望動機」がかけ離れてしまわないよう留意したい。 

    将来のキャリアプランや人柄についての質問 

     面接の中盤になると、その人の人柄や将来的なキャリアプランについての質問がされることが多い。例えば、「あなたの長所や短所を教えてください」といった内容や、ここで「あなたを採用するメリットを教えてください」といった質問など、すぐには答えづらいような内容が予想される。長所や短所・キャリアプランなどの内容は、実績や経験などをもとにしてより説得力のある内容になるよう、万全の対策をしておくのが良いだろう。 

    質疑応答

     面接担当者から「何か質問はありませんか?」と尋ねられた際は、積極的に質問を投げ掛けると良いだろう。逆質問は企業への理解度や転職への意欲をアピールする絶好の機会である。しかし、「特にありません」で終わらせることや、的はずれな質問はマイナスな印象になってしまうため、事前にしっかり準備をした上で面接に臨むことを心がけたい。 

    面接終了〜退室までの流れ 

    退室時

     質疑応答まで一通り終わり、面接官が「これで面接を終わります。お疲れ様でした」など面接終了の合図を出したら、椅子の脇に立ち上がって「ありがとうございました」と一言添える。荷物を持ち、椅子の位置を正したらドアの前まで歩み寄り、面接官の方に体を向けて「失礼致します」と一礼して退室する。この時のドアの開け閉めも静かに行わなければならない。

     面接官や別の社員の方がエレベーターや会場・会社の入り口まで見送ってくれる場合もある。エレベーターの場合は、改めてお礼を述べた後に乗り込み、ドアが閉まる際に頭を下げる。会社の入り口まで見送ってくれた場合、入り口でお礼を述べた後に外に出る。冬場の場合、コートは会社の人が見えなくなってから着用するのがマナーだ。 

    面接が終了しても油断せずに行動を  

     面接が終了すると、緊張がほぐれて気が抜けることが多い。しかし、気が抜けたあまりに会場の近くでタバコを吸ったり、大声で電話したりなどの行為を会社の人に見られ、印象を落とした例もある。せっかくの面接を台無しにしないためにも、面接が終了したら速やかに会場から離れ、油断せず「家に帰るまでが面接」という心構えをすべきだ。 

    面接終了〜退室までのポイント

    • 面接官の合図があったら、立ち上がって一礼する
    • 退室する際のドアの開け閉めも静かに行なう
    • 面接官や会社の人が見送ってくれる場合は、別れ際に改めてお礼を述べる
    • 冬場のコートは会社の人が見えなくなってから着用する
    • 面接が終わったら速やかに会場を離れる
    • 最後まで油断せず、「家に帰るまでが面接だ」と心構える

    面接は事実を伝える 

     面接の最後に「他社にも応募していますか?」と質問されることがあるが、その際は事実を正直に伝えるべきだ。なぜなら、転職活動は複数社を比較検討するのが当然だからである。また、面接の進み具合によっては「いつ頃入社できるか」と聞かれることがあるが、この質問に明確に答えることができないと「入社意識が低い」と思われてしまうおそれがある。マイナスな印象を与えないためには、常に転職活動の「状況整理」をしておくべきだと言えるだろう。

    最後に  

     転職活動における面接と、新卒入社の面接の大きな違いは「社会人としての経験があるがどうか」にある。転職活動では、入社への意欲だけでなく社会人としての基本的なマナーも見られるため、最低限のビジネスマナーはしっかりと身につけた上で面接に臨まなければならない。  

     面接に緊張はつきものである。しかし、万全な対策をすれば本番の緊張をおさえることができるだろう。本記事を参考にして、ビジネスマナーをおさらいしつつ、万全な状態で面接を行い転職活動を成功させてほしい。