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    2017年05月16日 更新

    【転職成功ガイド】 「圧迫面接」の対処法と質問例

     面接というと誰しも緊張してしまうものだが、中でも「圧迫面接」は緊張をより高める。面接官がわざと嫌な質問をしたりネガティブな態度をとることで、面接を堅い雰囲気にしてしまうのだ。面接を受けている立場からすると不快に感じることが多いかもしれないが、圧迫面接には面接官の意図がある。今回は、実際に転職面接の場で起こっている圧迫面接に直面した際、どのように対応すればいいかを紹介していきたい。

    目次

    • 圧迫面接とは
    • 圧迫面接をする企業の意図
    • 圧迫面接の実例
    • 圧迫面接の対処法

    圧迫面接とは

    企業がわざと快くない態度をとる面接

     圧迫面接とは、面接官がわざと痛烈な質問をしたり、求職者を不快にさせる態度で行う面接のことである。 しかし、企業側は無意味に意地悪をしているわけではない。その裏には、「面接者の本当の性格を知るため」「ストレス耐性を図るため」「対処能力の有無を見るため
    」といった意図がある。

    圧迫面接には企業の意図が隠されている

     企業側が持つ圧迫面接の意図を理解することができれば、圧迫面接に対処する方法がわかり、自分らしく乗り越えることができるのはずだ。そのため、圧迫面接をする企業の意図をしっかりと理解し、対策を立てて取り組むことが大切である。

    圧迫面接をする企業の意図

    1:「ストレス耐性」を見たい

     企業が圧迫面接をする理由の1つに、「求職者のストレス耐性を見たい」という点が挙げられる。クライアントとのトラブルや消費者からのクレームなど、仕事をする上でストレスを感じる機会がは多々ある。そういった場面で冷静な対応ができるかを判断するため、わざと嫌な質問などをして求職者の対応を確認したいのだ。

    2:「対応力」を見たい

      また、圧迫面接には「予想外の質問をされた際の求職者の対応力を確認する」という意図もある。面接官が求職者に対して嫌な態度をとることは、まさに想定外だ。そんな状況でも機転の利いた切り替えしができるかどうか確認することで、求職者の容量のよさ・頭の回転の速さを測っているのである。

      ビジネスシーンでは、あらゆる場面で臨機応変な姿勢が求められる。圧迫面接は嫌なものではあるが、動じることなく対処することで、対応力を面接官にアピールすることができるだろう。

    3:「人間性」を見たい

     圧迫面接の中で面接官が最もチェックしておきたいのは、「求職者の人間性」である。面接は時間が短いため、ある程度表面をよく見せることができてしまう。そんな中で求職者の本当の性格を見るために、あえて圧迫面接をして窮地に追い込んでいるのだ。

     裏を返せば、圧迫面接をするということは、それだけ企業が転職者に関心を寄せているということでもある。圧迫面接をされても気を荒立たせるのでなく、面接官に「ありのままの自分」を見せる意識を持って臨みたい。

    よくある圧迫面接の例

    圧迫面接ではこんな態度をとられる

     頭では「圧迫面接だ」とわかっていても、実際に自分が当事者になると予想以上に気持ちが落ち込んでしまうものだ。どんな態度が圧迫面接に該当するのかを事前に把握しておくことで、圧迫面接時の不安を和らげることができるだろう。

    こんな態度を取られたら圧迫面接かも?

    • 自分が話している最中にため息をつく
    • 頬杖をついたりそっぽを向いたりなどの話に飽きたアピール
    • 発言途中であっても、威圧的な声で割り込む
    • 好意的でないような笑い方や、呆れ顔
    • 貧乏ゆすりをされる
    • 面接官同士でのひそひそ話
    • 面接途中に電話で通話したり、パソコンをカタカタさせる

    圧迫面接ではこんな言葉を言われる

     嫌な態度をとられてしまうと不安や不快感を感じるが、「言わると困ってしまうような言葉」を放たれることもある。これらは求職者の対応力を図るものであるため、落ち着いた対応を心がけよう。以下のリストに対し「自分ならどう答えるか」あらかじめ考えて対策しておくといいいだろう。

    こんな言葉を言われたら圧迫面接かも?

    • 発言に対して「それで?」の一言で終わらせる
    • 「ああ、この会社かぁ」と前職を否定する
    • どんなことを話しても「なぜ?」と言われ続ける
    • 「どうせすぐに辞めちゃうんでしょ?」とやる気を否定される
    • 「ここが不採用だったらどうするの?」などの困る質問
    • 「理解できない」などと、発言を受け止めてもらえない

    圧迫面接の対処法

    逆手に取ろう!合格へのポイント

      ただでさえ緊張する面接の場において、圧迫面接をされてしまったらどうなるか。多くの人は動揺したり、面接官に腹を立てるだろう。しかし、混乱したままペースを乱されてしまっては転職を成功に結びつけることはできない。
     
     圧迫面接に上手く対応するためには、今自分が行っている面接が圧迫面接なのかどうかに気付くことが大切だ。面接官からわざと怒らせようとする発言や態度が感じられたら、それは圧迫面接である。普段通りの自分で冷静に対処することで、好印象を与えられるだろう。

    1:面接官の気持ちを理解する

     面接官のほとんどが上記の通り意図を持って圧迫面接を行っている。「面接官はわざと圧迫しているわけではない。自分のことを知るためなのだ」という意識を常に自分に言い聞かせよう。圧迫面接をされている最中も、このことを思い出すだけで多少は落ち着くことができる。

     面接時、面接官の反応が明らかによくない場合、大体は求職者に問題があるのではなく、もともと圧迫面接だったのだ。自分の発言が否定されると自信を失ってしまうとは思うが、焦ることはない。自分を知ってもらうための面接だということを繰り返し思い出し、冷静に対処すれば、面接官からの評価も上がるはずだ。

    2:ネガティブな感情を表に出さない

     圧迫面接では「落ち着くことが大切」だと記載してきたが、そのためには嫌な感情を表に出さないことが重要だ。面接官が不愉快な態度や常識的でない発言・質問をしても、相手のペースにのまれてはいけない。仮に泣いたり腹を立てたりしてしまえば、仕事の際もお客様からのクレームやそりの合わないクライアントに対し順応できない人だと判断されてしまう。

     冷静な対応をするためには、事前に志望企業の口コミなどを調べ、どのような雰囲気で面接が進められるのか確認するといいだろう。また、圧迫面接の例などを読んでおき、よくある事例を知っておくのも有効な手だ。

    3:深堀りされても答えられるようにしておく

     企業側は、求職者の本当の性格や考えなどを知るために圧迫面接を行っている。面接のときだけ自分自身を取り繕っても、面接官にはすぐに伝わってしまうだろう。そのため、面接の前には志望動機や自己PRをきちんと振り返り、面接官に深く質問されても納得できる答えを話せるように準備をしておく必要がある。圧迫面接の場では面接官は嫌な反応をするかもしれないが、そこを気にする必要はない。

     面接官に深堀りされても答えられるようにするには、想定した質問に対し自問自答を続け答えを出すことが大切である。例えば自己PRや経歴の話をする際、なぜその活動に取り組んだのか、それの対処法はどんなものだったのか、なぜそうしたのかなどを考えておくことで、さまざまな面接に対応できるはずだ。

    最後に

     「圧迫面接」という言葉は聞いたことがあっても、いざ自分が対応する立場になると動揺してしまうだろう。圧迫面接は、何度目かの面接の段階で行われるが多く、実際に起こり得ることだ。しかし、企業側も目的があり行っていることを忘れてはならない。面接官の意図をよく理解し、質問内容とその対策を知っておくことで、冷静に対処することは可能だろう。圧迫面接に遭遇したとしても、自信を持ち胸を張って自分をアピールしていただきたい。